高濃度廃液処理システム HyBrid EI-EX

高濃度廃液処理システム HyBrid EI-EX

Hybrid EI-EXは独自技術である、「電気分解処理」、「熱分解処理」、「特殊触媒吸着処理」 の3つの独自技術を組合せた複合処理システムとなっております。
生物処理とは違い、外的要因に左右されることなく確実な処理を行うことが出来ます。

処理可能排水例

  • COD成分含有排水処理
  • TOC成分含有排水処理
  • 着色排水処理
  • 難分解性有機物含有排水処理
  • アンモニア性窒素含有排水処理
  • ジオキサン含有排水処理
  • フェノール含有排水処理
  • ダイオキシン含有廃液処理(特殊分野)
  • PCB含有廃液処理(特殊分野)
  • 高濃度廃液処理
  • 汚染土壌処理
  • その他工場排水処理全般(有機系排水及び有機系廃液)

主な特徴

1. 拡張性

モジュール化された装置は、生産量に応じて容易に拡張が可能。
 納入先の排水に合わせた設備設計が可能で、廃水の増減時に、装置の必要な運転台数を設定することができる。

2. 汚泥が発生しない

電気分解と熱分解による処理の為、汚泥が発生しない。
 有機系排水処理時に、有機成分は熱分解により炭化処理される為汚泥が発生せず、産廃費用の削減を実現します。

3.臭気が発生しない

電気分解と熱分解処理に加え電解スクラバーによる臭気対策を行っている為臭気を抑えることが可能。
 臭気や有害ガスを大気に出さないため、街中の工場内でも使用が可能です。

4.CC触媒の再利用が可能

排水中の有機分を吸着することが出来るCC触媒(活性炭に似た効果)の賦活再生処理を行っている為、CC触媒の再利用を可能にし、 大幅なコストダウンを実現。
 従来の吸着物質(活性炭)は使用の度に吸着量が低減し都度購入が必要であったが、弊社の装置を利用することにより、再生が可能になりました。

5.環境への配慮

二酸化炭素排出や環境問題を意識した装置となっておます。
 賦活作用に熱分解技術を用いることにより、従来の処理方法と比較した際の二酸化炭素の排出量の低減を実現しました。

以上の5点が大きな特徴となっており、 導入先の排水によりモジュールの変更が可能で、最も適した処理システムをご提案を致します。  

また、EI-EXではアルパ独自技術である特殊セラミック電極を搭載しており、 生物処理では困難な、難分解物質や高濃度廃液の処理に優位性をもっています。
従来産業廃棄物として廃棄されていた廃液も、電解技術がゼロエミッション化を達成します。
また、HyBrid EI-EXで使用される特殊セラミック電極は、 一般的な白金電極と同条件で比較すると34倍の耐久性があり、 メンテナンスに必要な費用を抑え長期での使用を可能にしました。

左下より、CCC触媒とシステム簡易フロー図

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